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PUBLICATIONS

『たとえ、ずっと、平行だとしても』
庄野 雄治
ISBN978-4-60000098-1
¥1500+税

作品解説

– ギターがいなくなった日から、月は鳴かなくなった –

世界とうまく折り合いがつかず、いつも文句ばっかり言っているくせに安全な場所で膝を抱え震えていた、かつての自分のような人たちへ。

独自のスタンスでの活動が話題を呼ぶ徳島の人気焙煎所aalto coffee庄野雄治による初の短編小説集。
日々焙煎する傍ら机に向かい書き上げた、嘘のような本当のような10篇の美しい物語。


PROFILE

庄野 雄治 しょうの ゆうじ

コーヒー焙煎人。1969年徳島県生まれ。大学卒業後、旅行会社に勤務。2004年に5キロの焙煎機を購入しコーヒーの焙煎を始める。
2006年徳島市内に「aalto coffee(アアルトコーヒー)」を、2014年同じく徳島市内に「14g」を開店。
著書に『コーヒーの絵本』(平澤まりことの共著/ミルブックス)、『はじめてのコーヒー』(堀内隆志との共著/ミルブックス)、
『たぶん彼女は豆を挽く』『誰もいない場所を探している』『徳島のほんと』(福岡晃子との共著)、編書に『コーヒーと小説』『コーヒーと随筆』(ミルブックス)がある。
本好きが高じ、自分の友人知人の才能を紹介したいと冊子『Hemisphere』を発刊、現在4号まで発売中。
都内にて赤川次郎の読書会などコーヒーを交えたイベントに多数参加するほか、「14g」では音楽イベントやギャラリーとして展示も行ない、
好きなものを軸にしつつも枠にとらわれない活動は多岐にわたる。

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