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日雇い作曲家の日記         2020.08.28-09.03

※今回からタイトルが『橋本竜樹の日記』から『日雇い作曲家の日記』に変わりました。
引き続きよろしくお願いいたします。


8月28日
肩書き

便宜上、僕は作曲家という肩書きで生活をしているのだけど、自分が作曲家という職業に見合った能力をもった人間かというと、残念ながらそうではない。とはいえDTMの進歩に助けられながらでも、作曲の仕事で日銭を稼いでいる以上、僕は作曲家と名乗らなければいけない。特に公的な書類の職業欄では。日銭を稼いでるから作曲家ということにしなければいけないのなら、僕は「日雇い作曲家」と名乗るべきではないかと思う。それに「日雇い作曲家」と、口にしたときの響きもなかなか良い。


8月29日
寅さん

「男はつらいよ」の面白さが今ひとつわからないと思いながらも、パターンが決まっていて気楽に観れるので、仕事をしながらなんとなくつけていたら20作目まできた。70年代半ばになると、だんだん自分の知っている雰囲気の時代感になってきて、ようやく懐かしい気持ちで観れるようになってきた。80年代に入るのが楽しみなような、怖いような。


8月30日
蓴菜

近所の行きつけのお寿司屋さんへ。半年ぶりになるから、もう行きつけとは言えないかもしれないけど、以前と変わらず歓迎してもらえてよかった。毎年、夏の時期は大将の地元、山形から仕入れているらしい蓴菜が付け出しで、歯ごたえが良く美味しくて、いつも楽しみにしていたのだけど、もう8月も末なので終わってしまったかなと諦めていたら、ぎりぎり間に合ったらしく、今年も食べることができた。さすがに新子には間に合わなかったけど、ぎりぎりお寿司屋さんの夏を楽しめた。


8月31日
オムライス

娘に「肉や魚の弁当が多い」と文句を言われた。娘は菜食主義者ではない。つまり、こういうことだろう。




9月1日
トマトソースとベーコンのペンネ

引き続き「こういうことだろう?」な弁当。
蒸し豚ではなくてハムかソーセージならより良かったかな。




9月2日


すごい雲だなと思って、空を向いて写真を撮っていたら、一緒にいた妻がニヤニヤしながら「お、レコードジャケットにしますか?Nag Ar Junaって入れるんですか?」と煽ってきた。「真面目にやっている人をバカにしないでもらえますか?」と言い返すと「いやいや、なんで?ちょっと被害者妄想気味ですよ。」とのこと。もはや古典を感じる会話だなと思った。変わらず仲は良い。



9月3日
二日酔い

昨晩は深酒をしてしまった。スマホに凜開くんと彩ちゃんの写真が山程入っている。楽しかったのだろう。朝方、かろうじてまだ暗い時間に家に戻り、少し休んでから娘の弁当つくり、それから息子のリクエストの夕食の準備の買い物に出かける。長い一日だった。


前回までの日記


執筆者:橋本 竜樹 / ハシモト・タツキ
de.te.ri.o.ra.tion主宰、Deterio Liber発行人。

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