橋本竜樹のソロプロジェクトNag Ar Junaの『冬に来た蜘蛛E.P』を8/17(木)に配信開始します。
新境地とも言えるニューシングル『冬に来た蜘蛛』と、CANの名曲カバー『PAPERHOUSE』。静けさと熱量を感じさせる、好対照な２曲となっています。

『冬に来た蜘蛛』は演劇的な空気感とマレットパーカッションによる異国感をまとい、細野晴臣の「銀河鉄道の夜」やあがた森魚の「夢見るように眠りたい」といった幻想的な日本の映画音楽～80年代のアンビエントポップを思わせる作品です。今回もコーラスにはやなぎさわまちこが参加。これまでのバンドサウンド的なグルーブ感を取り払った、Nag Ar Junaの新境地とも言える１曲となっています。

『Paper House』はゲストボーカルにThe Ratelの内藤彩を招き、ジャーマンプログレの代表的バンド、CANの名アルバムの一つ「Tago Mago」に収録されている楽曲をカバー。先の『冬に来た蜘蛛』とは対照的に、マンドリン、ヴァイオリン、森田晃平によるコントラバスの演奏が民族舞踏とサイケデリックポップ～そして中東的な高揚感と熱量をもたらします。ダモ鈴木が「You just can’t give them no more(もうこれ以上与えることができない)」と何度も繰り返す原曲の持つ憂いとやるせなさが、Nag Ar Junaの世界観と呼応し合う意欲作となっています。
ジャケットアートワークは鈴木惣一朗率いるワールドスタンダードの近年のジャケットアートワークを多数手がけるなど、様々なフィールドで活躍めざましい横山雄が担当しています。

こちらからご予約いただけます。
配信開始日をお楽しみに。